<所得隠し>マルチ商法3社が90億円 仮想空間での投資話(毎日新聞)

 インターネット上に開設された仮想空間での投資話で違法な勧誘を行い、消費者庁から業務停止命令を受けたマルチ商法の業者など3社が、東京国税局と関東信越国税局の税務調査を受け、07〜08年の2年間で約90億円の所得隠しを指摘されたことが分かった。追徴税額は二十数億円に上るという。

 所得隠しを指摘されたのは、ネット関連会社「ビズインターナショナル」(さいたま市)のほか、ビズ社がシステム開発などを委託している「I.D.R」(東京都港区)と「フレパー・ネットワークス」(同)。

 関係者によると、ビズ社は仮想空間「エクシングワールド」を開設し、「会員が10万人集まれば必ずもうかる」として会員を募るための販売促進用キット(計39万8000円)を販売。約2万3000人から約90億円を集めたが、業務をI社やフレパー社に委託・再委託するなどして実体のない架空経費を計上していたとみられる。

 取材に対し、フレパー社の関係者は「税務調査は受けたが、所得隠しの指摘はない」と話し、I社は「コメントは控える」としている。消費者庁は昨年11月、ビズ社に対し特定商取引法に基づく6カ月間の業務停止命令を出し、I社とフレパー社についても社名を公開していた。【石丸整】

【関連ニュース】
脱税:秋山被告に懲役3年求刑 防衛コンサルタント事件
脱税容疑:組長ら逮捕 銀座のビル転売所得隠す
脱税低額宿泊所:入所者、月1〜4万円で調理・事務担当
脱税容疑:左官会社「フタ村」が4500万円 国税局告発
所得隠し:1億1000万円 産地偽装の「魚秀」追徴課税

未成年者の喫煙事情 甘い社会的規制を危ぶむ声も (産経新聞)
インフル患者、再び減少=累計2000万人突破−感染研(時事通信)
通信傍受で33人逮捕=09年国会報告−政府(時事通信)
石川被告はさばさば「国会議員執着ない」(産経新聞)
比較的少なかったはずの新潟市でも81cm大雪(読売新聞)



このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。